コマンドを使ってのドメインの調べ方
オールドドメインを取得しようと思った際、最低限は調べておいた方がよい点をご紹介します。
- サイト情報(グーグル検索でのinfoコマンド)
- ドメインへの被リンク情報(ヤフー検索でのlinkdomain)
- ウェブアーカイブでのインデックス状況(偽装や使われ方)
【追記:ヤフーのlinkdomainコマンドは使えなくなりました。】
【追記:グーグル検索でのinfoコマンドは使えなくなりました。】
グーグルinfoコマンド → info:ドメイン名
これで違うドメインの情報が表示されたら偽装ページランクです。
ヤフーlinkコマンド → linkdomain:ドメイン名
これでそのドメインへの被リンク情報が表示されます。
被リンク元サイトのurlに、edu、govやdir.yahooの文字列があれば、詳細にチェックしましょう。オーソリティーサイトからのリンクがあるということは、品質の高いドメインの証であるといえます。
一見するとページランクがついているものでも、クローラーがきたときだけリダイレクトしていたとしたら、リダイレクト先の高ページランクが表示されることがあります。これは偽装ページランクと呼ばれていますが、このチェックだけは必ずするようにしましょう。
特に、被リンクが確認できないのに高ページランクがついているとしたら要チェックです。
一般的に期限切れ直後のドメインは、所有者が変わった時点でページランクは消失する傾向があります。(必ずしも消えるわけではない)
けれども、できるだけ元のサイトと近い形で処理すると数週間程度でページランクが復活します。
(必ずしも復活するわけではない)
この点が期限切れ直後のドメインを取得する利点になります。
けれども、なかには元のサイトのコンテンツをそのまま公開しているケースもありますが、これは公序良俗に反するスパム行為なので、必ず独自のオリジナルコンテンツを公開するようにしましょう。
更新されずに放棄された期限切れドメインを取得すること自体はまったく問題ありませんが、元のコンテンツを盗用することは著作権違反にあたります。
一方、ある程度の期間が過ぎたドメインの場合、ほぼ必ずといっていいほどページランクゼロが付きます。正確には、取得直後はグレーの状態が続き、その後インデックスされた時点でゼロが付きます。
この場合、被リンク関係がリセットされたことを意味していますので、リセットされる前に取得したらなるべくはやくサイトを公開しておいた方がよいでしょう。
Next → 中古ドメインの処理の仕方
Before → オールド・中古ドメインの探し方
【中古ドメインのドロップ】
ドメインは pending delete という5日程度の最終的な猶予期間を経て、レジストリから登録が削除されると誰でも取得できる状態になります。これは一般的に、「ドロップ」と呼ばれています。
【オールド・中古ドメインの探し方】
1日のうちで期限を迎える数十万程度のドメインのうち、そのほとんどはSEO対策上なんの利点もないものばかりです。けれども、優良ドメインがほんのわずかに存在し、それらはマニュアルで探す方法とツールを使って探す方法があります。
【コマンドを使ってのドメインの調べ方】
期限切れドメインを取得する前に、偽装ページランクや被リンクなどを調べておきましょう。グーグルやヤフーコマンドで最低限は調べておきたい基本事項についてご紹介します。
【中古ドメインの処理の仕方】
ねらった中古ドメインを取得することができたら、wwwあり・なし設定や被リンクのあるページなどを適切に処理しておきましょう。以前のドメインとあまりに違った構造にしてしまうと、被リンクなどはリセットされるかもしれません。