ホームページ制作会社の相場

ホームページ制作の依頼によって費用の相場は異なりますが、一般的には制作費だけで「20万円程度」かかることが多いです。また、制作費のほかにも月額管理費で1万円程度かかることがあります。

料金の支払いがホームページ納品時の1回のみで済むのか、もしくは定期的に毎月の費用がかかるのかは業者によって異なるため、事前によく確認してから依頼するようにしましょう。

一方、クラウドソーシングなどでフリーランスに依頼する場合は5,000円程度でも対応してもらえることもありますが、この場合はサイト全体ではなく、特定のページや修正点などを単発で依頼する形が多いです。

そのため、サイト全体を制作する場合はホームページ制作会社に依頼し、後に修正やアップデートが必要になった際にはフリーランスに依頼するのが良いでしょう。

ホームページ制作会社の料金例

ホームページ制作を業者に依頼する場合、料金は大きく異なります。安い場合は5万円程度の会社もありますが、一般的には20万円程度の料金設定となっています。

  • ホームページ制作費用(約10ページ分) → 20万円程度~
  • 月額費用 → 月1万~2万円程度

比較biz

比較サイトで検索すると383件の結果が出ますが、制作費は一般的に15万円から30万円程度、管理費は月額1万円程度に設定されていることが多いです。

比較biz

比較ビズでのHP制作業者の料金

5万円程度の格安な制作費の場合は、業者が用意している既存のテンプレートを少し変える形で対応することが多いです。

一方、20~30万円程度の制作費の場合は、個別の要望をヒアリングした上でオリジナルのデザインで制作することが多いです。また、ネットショップなどのECサイトや会社のホームページの場合は料金に幅があり、特にECサイトの場合は費用が高額になる傾向があります。

ホームページ制作.jp

制作会社が多すぎてどれが良いかわからない場合は、「ホームページ制作.jp」のような見積もりサイトで担当者と相談しながら検討することもできます。

ホームページ制作.jp

ホームページ制作.jp

ゼヒトモ

また、「ゼヒトモ」は、ホームページ制作だけでなく、習い事やイベントの写真撮影、司会、税理士などの専門家とユーザーをつなぐサービスで、全国500種類以上のカテゴリに対応しています。ホームページ制作に関してはこちらのページから制作業者探すことができます。

Zehitomo

ゼヒトモ

そのほか、以下のような違いによっても制作費用が変わってくるため、明確な相場というものはなく、どこまで対応してもらうのかによって料金は異なります。

  • オリジナルデザインかテンプレートの使用か?
  • ECサイトか、もしくは会社ホームページか?
  • 動的なプログラムが必要かどうか?
  • WordPressなどのCMSの有無
  • スマホ対応(レスポンシブウェブデザイン対応)の有無
  • 作成する個別ページのページ数
  • キャッチコピーやブランディング画像の有無
  • SSL対応か否か?
  • SEO対策やアクセス解析設置の有無
  • 問い合わせフォーム設置の有無

まずはどこまで依頼するのかを詳細に検討し、その上で明確な見積もりを出してもらうとよいでしょう。

単発での依頼はクラウドソーシングが便利

ホームページ一式ではなく、デザインの変更やCMSの設置などを単発で依頼する場合、クラウドソーシングを使うとコストを抑えることができます。クラウドソーシングは、不特定多数の人々(crowd)からの調達(sourcing)を意味しており、仕事を依頼したい人と仕事をしたい人をつなぐマッチングサイトでフリーランスに依頼することができます。

「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのマッチングサイトで依頼することができ、費用や依頼内容は幅広いです。費用を指定して募集するか、もしくは評価の高い方へ直接依頼されるとよいでしょう。

ランサーズ

  • 5,000円~1万円程度の募集でも入札あり
  • サイト一式での依頼は20万円程度が多い

クラウドワークス

  • 費用や依頼内容はピンキリ
  • HTMLコーディングやSEO対策など依頼内容が幅広い

当サイト運営者の場合、上記のクラウドソーシングサイトではありませんが、他サイトのデザイン変更を海外のフリーランスの方に依頼したことがあり、3パターンの案を提示してもらい5万円程度をお支払いしたことがあります。

けれども、著作権のある画像素材のカンプデータ(サンプル)をそのまま公開してしまっていたり、オリジナルデザインではなく、ネット上の無料テンプレートの使用であったりと満足度は高くなかったため、最終的には自分で作り直すことになりました。

フリーランスの方に依頼する場合はクオリティに差があるため、法人の制作会社に依頼する方が安心感があるかもしれません。

ホームページ制作会社に管理してもらう際の注意点

以前に当サイトの訪問者様からご相談を頂いたのですが、毎月の管理費用が1万円かかって負担になっているため、解約して自分で管理したいという内容でした。

法人向けのレンタルサーバーを借りてもそれほど費用はかからないため、自分で管理することをおすすめしましたが、サイトを移転するにしてもドメインなどは制作会社で管理されており、すんなり解約できなくて困っているとの話でした。

最終的に、ドメインは移管してもらえたものの、テンプレートについては制作会社に著作権があったため、新しいテンプレートを自分で用意することになったとのことです。

そのため、月額費用がかかる場合、契約期間や解約後のテンプレートの所有権などは事前に確認することをおすすめします。

確認すべきことは以下の通りです。

  • 契約期間に縛りはあるのか?
  • ドメインやコンテンツなどの所有権はどちらにあるのか?
  • 解約した場合でもテンプレートはそのまま使えるのか?

もしドメインの移管やテンプレートが自由にならない場合、依頼したホームページ制作会社でそのまま契約し続けるしかなくなってしまいます。のちのちトラブルにならないよう、事前によく確認しておくことをおすすめします。