独自ドメインの取得方法

独自ドメインを取得する場合、まずはレンタルサーバーを確認することをおすすめします。これはレンタルサーバーを契約する際に無料でドメインをプレゼントされることもあるからです。

レンタルサーバーの比較情報はこちら

ただし、ドメインの専門会社で取得する場合と比較して、レンタルサーバー会社で取得する場合は料金が高くなり、whoisの代理公開やドメイン移管の利便性に差があることがあります。

  • サーバー会社でついでに取得 → 価格は割高、設定は簡単。
  • ドメインの専門会社で取得 → 価格は安く機能充実、設定は複雑。

そのため、自分で設定できる場合はサーバー契約とは別にドメインの専門会社で取得することがおすすめです。現在のレンタルサーバーはどこでも「持ち込みドメインOK」となっているため、ドメインの取得とサーバー契約を別々にしても何ら問題はありません。

例えば、さくらインターネットでサーバー契約をして、こちらでは独自ドメインを取得することなく、格安のバリュードメインで取得して利用することもできます。

このドメインの設定方法は、各社のマニュアルを参照すればそれほど難しくもありません。
独自ドメインの設定方法

また、取得したドメインで自分だけのメールアドレスを利用することもできます。
独自ドメインでのメールアドレスの作り方

独自ドメインを取得する際の人気の格安会社

当サイトの管理人は、バリュードメインやムームードメイン、Godaddy、livedoor、bigrock、FC2、お名前ドットコムなどで多数の独自ドメインを取得しています。おすすめはお名前.comやバリュードメインで、どちらも月額費用ではなく、1年間の更新費用が1,500円前後です。

  • お名前.com
    GMOグループで有名なドメイン専門の取得事業者です。ドメインのリセラ(再販業者)ではなく、レジストラ本体であるため、信頼性が抜群です。個人だけでなく、法人でもco.jpなどを取得する際にはこちらを選ぶことをお勧めします。

  • バリュードメイン
    デジロックが運営する格安サービスで、機能が充実しており、ユーザー間でのオークション機能なども利用できます。同社の格安サーバーであるXREAやCORESERVERとの連携もしやすいです。

  • エックスサーバードメイン
    ドメイン取得は最近のサービスですが、サーバー運営では古くから定評のあるエックスサーバーの会社です。WHOIS代理公開や無料のレンタルサーバーも利用できます。

  • ムームードメイン
    マニュアルが充実しており、初心者にも安心なGMOペパボ(株)運営の人気サービスです。同社サーバーのロリポップやヘテムルとの連携も簡単です。

  • FC2ドメイン
    利用料金が安く、WHOIS代理公開も問題なく利用できます。FC2サービスとの連携が良く、他社サーバーでも問題なく設定ができます。

  • NameSilo
    日本語には対応していませんが、円高の時は費用を抑えることができます。WHOIS代理公開も無料です。支払いにはPayPalを利用すると良いでしょう。

以前はバリュードメインが格安でしたが、現在の円安傾向により、どの事業者でも価格差は少なくなってきました。

そのため、当サイト運営者は安心感のある「お名前.com」をメインに利用しています。大量に取得してコストを抑える場合はNameSiloやFC2ドメインがおすすめですが、使い勝手で言えば、「お名前.com」や「エックスサーバードメイン」の方が使いやすいです。

~ whois代理公開の有無 ~

ドメインを取得する際、whoisに登録者情報(氏名・住所など)が公開されますが、上記のドメイン専門事業者を利用すれば、whois情報を無料で代理公開してくれます。

この代理公開を使用すれば、事業者名義でwhoisが公開されるため、あなたの個人情報が公開される心配はありません。
Whois代理公開で個人情報を保護

このwhois代理公開の機能はGodaddyなどの海外サイトではほぼ有料で、国内でも上記の事業者以外では設定できない場合も多いです。できるだけ、代理公開が無料の会社を使用することが望ましいでしょう。

ドメインネームの選び方

.comや.net、.org が圧倒的に多い!

個人でドメインを取得する場合は「.com」や「.net」がおすすめです。サークルなどの非営利団体は「.org」も使用できますが、「.jp」や「.biz」、「.info」なども人気があります。

しかし、あまり見かけないドメインは避けるべきです。インターネット上に存在するドメインの中で「.com」が圧倒的に多く、その次に「.net」や「.org」が続きます。もし数年後、取得したドメインを手放すことになったとしても、「.com」についてはオークションサイトなどで世界中から入札が入る可能性があります。

一方、「.jp」などの国別トップレベルドメインは、日本人以外はほとんど取得しませんので、売却する際には人気がない可能性がありますが、日本国内での信頼性は高いです。

法人向けに最適な co.jp や or.jpドメイン

法人でドメインを取得する場合には、属性型JPドメインの「.co.jp」や「.or.jp」を選択することをおすすめします。これらの属性型JPドメインは、法人の登録情報を確認した上でその組織で一つのみ取得できるドメインであり、取得する際のハードルが高くなります。

そのため、個人で気軽に大量に取得できる「.com」や「.net」とは異なり、「.co.jp」や「.or.jp」は転売目的で取得されることが少なく、実態のあるサイトばかりのため信頼性が非常に高いです。

一般的な営利企業は「.co.jp」、非営利法人(医療関係など)は「.or.jp」を選択することをおすすめします。

SEO対策を考慮に入れたドメインネームの選び方

ドメインを取得する際には、サイトの内容に関連していて短い方が利便性がよいです。携帯電話のメールアドレスの場合は、迷惑メール対策のために適当な文字列を入力することがありますが、ホームページアドレスの場合は誰にでもわかりやすい名前を選ぶべきです。

また、関連するキーワードが含まれている方が、SEO対策の面で有利になります。

例えば、当サイトの場合は長いURLになってしまいましたが、URLに「ホームページ」の文字を入れています。

www.homepage-tukurikata.com

URLにこれらのキーワードが入っていると「このサイトはホームページに関連するサイト」と認識されるため、結果として検索エンジンで上位に表示される確率が高くなります。

ただし、当サイトではハイフンを入れていますが、ドメイン名の文字列の価値としてはハイフンを入れない方がかっこいいです。

Godaddyでの当ドメインの評価額は100ドル未満となっており、おそらくは千円から二千円程度だと思われますが、検索エンジン対策だけを考えて長くしてしまうと残念なドメイン名になってしまいます。

当ドメインの評価額

また、「.net」や「.org」などで取得する場合には、「.com」の使用状況も確認し、取得可能な場合は「.com」を優先することをおすすめします。

  • シンプルで覚えやすい名前
  • あなたのブランドやサービスに適した名前
  • 可能な限り短く、打ちやすい名前
  • 「.com」を最優先にすること

ポイントは、「.com」などの海外でも人気のドメインで、ハイフンがなく、短く、検索回数の多い関連キーワードを含みながら、それでいてクールでかっこいい名前にするとよいでしょう。